【ワシントン共同】米商務省が21日発表した11月の個人所得・消費統計(季節調整済み)によると、個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月から1.8%上昇した。10月(2.0%上昇)から上昇率が縮小した。原油先物相場の下落でエネルギー価格の伸びが鈍ったことが影響した。 PCE物価指数の上昇率は米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする2%を下回った。前月比では0.1%上昇した。 前年同月比では、エネルギー価格が3.4%上昇となり、10月(9.3%上昇)から伸びが鈍化した。食品価格は0.6%上がった。 |